memo 2014

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2014.02.01

■日時:2014年2月1日(土)
■主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
■助成:独立行政法人福祉医療機構 社会福祉振興助成事業
■会場:戸山サンライズ 大研修室

昨年度のシンポジウム「もっと知ろう、デイジー教科書を!」では、対象者や活用事例の報告がメインテーマでした。ここで報告されたデイジー教科書の活用事例は、現在、Enjoy Daisyに掲載されています。同ホームページには、DAISY教科書Q&Aや教科書相談窓口などもまとめられています。
http://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/daisytext.html

本年度のシンポジウムのテーマは「デイジー教科書の現状、そして将来に向けて」。基調講演、25年度のデイジー教科書製作・提供事業についての報告、今後の普及に向けて参加者によるグループディスカッションがおこなわれました。


●基調報告 井上賞子氏 (島根県安来市立赤江小学校 教諭)
特別な支援を必要としている子にいろいろな教材・教具を作ってきたが、DAISYもその手立てのひとつとして使っているということでした。
講演の中で、学校図書館でのマルチメディアDAISYの活用例も紹介されました。学校図書館に3台、廃棄になったパソコンをDAISY用に置いてあるそうです。また、DAISYの入っている図書館の横には紙の本も置いてあり、DAISYで読んだり紙の本で読んだりと、どちらにも対応できるようにしてあり、図書館司書の方の意欲も子供たちの読む楽しさにつながっているとのこと。
DAISY教科書の使用には、ipadとSurfaceを使っているそうです。ipadは「魔法のプロジェクト」、Surfaceは「Do it school」に参加して取り組んでいるということでした。

●25年度のデイジー教科書製作・提供事業についての報告
利用者アンケート調査より(12月実施、回答数512名)
DAISY教科書を使うことによって、読むことへの抵抗感や嫌悪感が減ったり、授業への参加意欲が大いに減ったという回答もあるが、「あまりそう思わない」という回答もかなりあった。
使いやすかった点は…
紙の教科書より図が見やすい、デイジーポットになってから自分で使えるようになった、写真の注意書きなども読んでくれるのでとてもよい(反対に本文だけ読んでくれた方が分かりやすいという感想もある)…
使いにくかった点は…
読み方に感情がこもっていない感じ、図の説明等が多く本文が印象に残らない、見出し項目の音声ガイドがない、スピードを一番遅くしても本人のペースに合わなかった…
本年度使用して、来年度は使用しないと解答した方の理由
たびたびのインストールが保護者や先生の負担、PC起動に時間がかかり活用しにくかった、学習内容が難しくなるにつれ本人のニーズに合わなくなってきた、本人や保護者が設定管理するのが難しい、高校に進学したので、使えるDAISY教科書がない…など。

●参加者によるグループディスカッション
●講師の方々のコメント
河村 宏(特定非営利活動法人支援技術開発機構 副理事長)
井上 芳郎(埼玉県立坂戸西高等学校 教諭)
田中 和美(京都教育大学特別支援教育臨床実践センター研究員)
野口 武悟(専修大学文学部 准教授)
神山 博(青森公立大学経営経済学部 教授)
野村美佐子(日本障害者リハビリテーション協会 情報センター長)


関連→
2013年 シンポジウム「もっと知ろう、デイジー教科書を!」

関連→ 2012年 シンポジウム「届けたい、読める教科書、DAISY教科書を!」


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